当サイトは記事内に広告を含みます

ミニマリスト思考になったきっかけと理由。物がなくても幸せな生活は送れる

こんにちは、あーです。

ミニマリストって、「ちょっと変わった人」と思われることがしばしばあるようです。

私も以前はミニマリストを紹介するテレビを見るたびに「こんなんじゃ生活できないじゃん」「変な人たちだな」などと思っていた記憶があります。

自分がミニマルな生活を好むようなった今は、ミニマリストを極めている・あるいは目指している人たちが、なぜそこまでミニマムな生活にこだわるのか?が少しだけわかってきました。

ミニマリストって何?から始まった

私がミニマリストを知ったのは、とあるテレビ番組を見たのがきっかけでした。

その番組では、家の中の物を極限に減らしガランとした部屋で生活をする人の様子が放送されていました。

「なんだか貧乏人みたいな生活だなぁ・・・」

そんな風に感じながら見ていた記憶があります。

実際ミニマリストというのは、「最低限・最小限の物だけでコンパクトに生活する人」のことを指します。

ミニマリストをよく知らなかった当時は、

「なぜそんな不自由な生活をあえてするのだろう?」

「物は沢山あった方が便利じゃないか?」

「貧乏だから物が買えない強がりなのでは?」

「私は可愛くて素敵なものにたくさん囲まれて生活したい!」

そのように思っていたので、当時20代の私はまだまだミニマルな生活とは程遠かったです。

可愛い服や小物を見ればすぐに欲しくなり衝動買いする日々。どこかの倉庫かと思うくらい、部屋は物であふれていました。

しかし後に知ることになるのです。

実際のミニマリスト生活が、私の考えとは全くの別物であったことを。

ミニマリスト思考になったきっかけと理由

実際に私自身がミニマリスト思考になったきっかけは、それから数年後、夫との同棲生活でした。

以前の夫の部屋は、ゴミや不要なものに溢れてとにかく汚かったのですが、それを毎週のように掃除にし行っていた時に思ったのです。

あー

こんなに物が溢れてたら掃除がしにくいよ・・・ゴミなのかゴミじゃないのかすらもわからない。これ、今でも使ってるの??

今思えばきっと夫も、部屋の物の多さに上手く掃除ができなかったのだと思います。

そして掃除することを放棄した結果、ゴミすらも捨てなくなり、部屋が汚れていても気にしなくなった・・・という悪循環ですね。

これでは今後の生活が思いやられると、私が入居すると同時に不要なものや、あまり使わないようなものの断捨離を始めました。

その断捨離をきっかけに、私の思考はどんどんミニマリスト思考に切り替わっていったのです。

最低限の物しかない生活って、こんなにも快適だったのか!ということに気が付いたからです。

それからというもの「とにかくシンプルな生活がしたい!」それだけを念頭に、日々すこしずつですが断捨離を続けました。

その結果、今では「生活感なさすぎ!」と友達や家族に言われるほど、何もないスッキリした部屋で快適な生活が送れています。

ミニマリストの生活は究極の節約になった

ミニマリストの生活は、究極の節約につながります。

これもミニマリストを極めようと思った理由の一つですね。

私がミニマリスト思考になってからしばらくたった頃、自分の中である変化が起こりました。

それは物欲が無くなったことです。

物欲が無くなれば無駄使いをしなくなるので、自然と節約につながります。

「欲しい」と思わなくなりますから、物を買わないで我慢するといったストレスからも解放されました。

「欲しいけどお金が無いから我慢しなきゃ」というような、精神的に苦しい節約ではありません。

「余計なものを家に置きたくないから買わない」という、自分にとってプラスの思考に切り替わったのです。

自分が「こうしたい!」と望むことなので、もちろん全く苦でもなんでもありません。

これは精神衛生的にも非常に良いことだと思います。

物を購入するという優先順位が低くなるので、なんなら普通の買い物すら「面倒」に感じてきます(これは個人差があると思いますが)

以前は「可愛いもの」や「便利そうだなと思うもの」は、とくに何も考えずにすぐに買ってしまっていました。

しかし「安いしとりあえず買っておけばいいか!」という安易な考えで購入したものは、その後もほぼ使われることはなく、物置や部屋の片隅で眠ってしまいます。

結果、不要なガラクタをどんどん溜め込むという悲惨な状態に。

ひとつひとつ断捨離をしていると、ふと気付くことがあります。

それは、いかに自分が不要なものを買い込んでいたのか?という事実です。

断捨離したものの殆どは、購入してから1度や2度使ったものや、なんなら開封すらしていないものばかりでした。

金額にするとかなりの額だったと思います。

捨てることで本当に必要なもの、お金をかけるべきものが分かっていきました。

物がありすぎる部屋は精神衛生上よくない

また物がありすぎると、雑念が増えるといいますか、そのぶん考えることが多くなるような気がします。

物は情報を視覚化したものだと思っているので、家に物があればあるほど情報過多になってしんどくなるのです。

しんどい状態で何かが起こればイライラしやすくなりますし、そんな状況下でいればトラブルだって勃発しやすいでしょう。

よく家庭内が上手くいっていない人の家は物が多い傾向にあるといいますが、これは物が多い生活の中で、余計なストレスが無意識にかかっているからだと思います。

私も部屋に一定以上の物があると、こころなしか具合が悪くなってきます。

よくドラマなどで、イライラして物を蹴散らしながら怒りを爆発させるシーンがありますよね。

怒りにまかせて家の中の物をひっくり返しながら暴れる行為は、本能の部分で無意識に「溢れる不要な情報を壊したい・無くしたい・スッキリしたい」という気持ちの表れなのかな?と思いながら見ています。

実際に、イライラしてワーーっ!となるシーンの殆どが、ごちゃごちゃと物に溢れています。

逆にスッキリしたインテリアの部屋や、何もない会議室などでワーーー!っとなるシーンって殆どないんですよね(笑)

それは構成上当たり前では?というご指摘を受けそうですが、そうでなくとも自分に置き換えればすぐわかると思います。

スッキリしたシンプルな空間でイライラすることって、よほど大きなイライラの根源が他にない限りまず起こりませんよね。

物がなくても幸せな生活は送れる

「ミニマリストって、なんだか貧乏人みたい」などと思っていた過去の自分に教えてあげたいことは、人は物がなくても十分幸せな生活が送れるし、むしろ必要最低限の物に囲まれて生活した方が充実するという事。

物が無くなれば、掃除が簡単だしラクだということは言わずもがなですね。

しかしそれ以上に、余計なことを気にしたり考えたりする必要が無くなるという事が最大の魅力だと思っています。

  • 物を持っているこで起こる見栄が必要なくなる。
  • 流行を追って新しいものに飛びつく必要が無くなる。
  • 物欲が無くなったことでお金が貯まり、本当に好きなことにお金が使える。
  • 物がないことで日常の中にある「些細な事を選択する時間」が極端に減る。
  • 少しくらいズボラな生活をしていても家が汚れない。

断捨離をして一度ミニマムな生活を経験してしまった人が、「もう二度と元の生活に戻りたくない」と断言する理由として、上記のようなものがあると思います。

人間が生活するのに最低限必要なものって、実はあまりないんです。

それは実際に断捨離をして分かりました。

あれもこれも買わなきゃ!と思っていたあの頃は何だったんだ??と思うくらい、今は必要なものが見つからなさ過ぎてつまらないくらい。

ショッピングに行っても本当に必要なものがないと分かっているので、売り場にある流行りの物や可愛くて心躍るようなものにも興味が沸かなくなりました。

これはある意味でメリットなのかもしれませんが。

少なくとも私は、今のミニマムな生活がとても快適だと思っているので、今後も続けていきたいと考えています。

あー

好きなものだけに囲まれて生活したい

節約になってお金も貯まるし、家はいつもきれいで清々しい。生きるのが楽。

これ以上の快適な生活が他にあるのか今のところはまだわかりませんが、とりあえずはミニマリスト生活を楽しみながら、夫婦仲良く幸せに暮らせたらと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA