片付けられない人が片付けられるようになるには、まず片付け癖を付けることが大事などといわれています。
片付け癖というのは、こまめに片付ける癖のことで、そのままですね(笑)
あった場所にしまうことだったり、ちょっとした汚れはすぐに落としたりですね。
元の状態(原型)に戻す癖といってもいいかもしれません。
片付け癖を付けると掃除が簡単
確かに片付け癖を付けることで、余程のことがなければ散らかることはありません。
つまり掃除が格段に簡単になります。面倒くさいなどと思う暇がないくらい、あっという間に終わります。
なんなら1週間掃除をしなくても、もともと綺麗なので気が付きません。サボれます(笑)
普段から片付け癖をつけておくことで、家事がとても楽になるのです。
掃除が楽になるぶん時間も余りますから、その時間で自分の好きなことができますね。
片付け癖を付けることはメリットでしかありません。
片付け癖の付け方
普段から片付ける癖を付けるにはどうしたらいいのでしょう?
最初に言っておくと、片付け癖は1日でつくものではありません。
「癖」ですから、毎日こまめに行うことで無意識になっていくのです。
無意識に片付けができるレベルになるまで、一体何を意識的にやっていけばいいのかをお答えします。
片付け癖の付け方は、以下の方法で身に付けることが出来ます。
- 物の定位置を決める
- 床に物を置かない
- テーブルに物を置かない
- ゴミ箱は身近に置く
- 出しっぱなし収納はしない
- 綺麗な部屋のイメージをつける
すべての物の定位置を決める
まず最初にしてほしいのが、家の中にあるすべての物に定位置を作ってあげましょう。
テレビのリモコンはココ、子供の玩具はココ、美容品はココと、それぞれに「お家」を作る感覚です。
ポイントはアバウトにしないことです。
例えば「美容関連はこの辺でいいか~」とか、「子供の玩具関連はこの辺でまとめておけばいいや」とかですね。
きちんと物の「お家」を作ってあげてください。
私たちが夜ベットや布団に入って休むように、物たちにも休む場所を与えてください。
定位置が決まれば、あとはその場所を覚えて片付けるだけです。
床に何も置かない
床に何も置かなければ、視覚的にもかなりスッキリします。
普段から床に何も置かない生活を送っていると、たまに出しっぱなしになっているものがあれば、それが気になって仕方が無くなります。
物が出ていることに違和感を感じるんですね。
床は大きな面積ですから、そこに何も置かないことを徹底するのはやや難しいかもしれません。
しかし慣れてしまえば、それだけで片付け癖がついたようなものです。
テーブルの上に何も置かない
テーブルの上にも物を置きっぱなしにしないようにしましょう。
テッシュBOXだったりコップだったり、つい置きっぱなしにしてしまいそうなものも、使い終えたらすぐに片付けるようにします。
テーブルに何もない状態が普通だと思えれば、何かを置きっぱなしにはできなくなります(気持ち悪いと感じる)
これも床に物を置かないことで得られる効果と同じで、人間の慣れと違和感を利用した方法です。
ゴミ箱は身近な場所に置く
ミニマリストの中にはゴミ箱を置かないという人もありますが、最初のうちは難易度が高いです。
片付けの癖がつくまでは、間口が広く捨てやすいゴミ箱を用意しましょう。
風水的には蓋つきのゴミ箱が良いだとか、見えない位置に置くのが良いだとか言われていますが、そもそも片付けが苦手な人が意識するべきではありません。まずは片付けられる癖をつけることが先です。
片付ける癖がついていない人は、ゴミすらも放置してしまう場合があるので、身近なところに簡単に捨てられる場所があった方が良いのです。
ゴミはゴミ箱に捨てるという事を徹底しましょう。
ゴミはすぐに捨てるという事が当たり前になってきたら、徐々に小さなゴミ箱にシフトしたり、いずれ無くしたりもできますね。
ちなみにゴミ箱を置かない家はどうしているのか?ですが、基本的に「ゴミ箱っぽくないゴミ捨て場所を確保している」というのが正しいです。
例えば一見インテリアっぽいカゴを、ゴミ箱として使っているとかですね。
もしくは本当に部屋のゴミ箱はなくして、キッチンなどに設置した大型のゴミ箱にまとめて捨てるという家もあります(我が家はこのスタイルです)
出しっぱなし収納はやめる
収納上手さんなどがやっている「見せる収納」は、片付け上級者だからなせる技です。
間違っても片付け初心者が手を出してはいけません。
出しっぱなし収納も同じです。綺麗にまとめることが出来なければ、ただの出しっぱなしになって見栄えも悪いです。
片付け癖がつくまでは、しっかり隠された収納スペースにしまいましょう。
綺麗な部屋のイメージを強く印象付ける
片付け癖をつけるには、視覚(綺麗な部屋をイメージ付ける)を鍛えることが大事です。
いつも散らかった部屋を見て、それに慣れてしまっているから掃除ができない・しようと思えないのです。
いつも綺麗な部屋の状態を目に焼き付けておけば、それが普通になり、少しでも汚れていると気になって仕方が無くなります。
自分の家は綺麗なのが当たりまえ、綺麗な状態がいつもの状態だというイメージを常に持っておきましょう。
違和感はすぐに除去することで、片付け癖がついていきますよ。
片付け癖が身に付けば掃除のイメージも変わるかも
片付け癖が身についてから、私の掃除に対するイメージが変わった気がします。
以前までは、掃除は面倒くさい作業という考えでした。
しかしこまめに片付ける癖をつけてからは、掃除は気分転換できる作業という考えに切り替わったのです。
私からすれば「今日は徹底的に掃除ができるラッキー!」という感じ。少し変人ですかね。
片付けは普段できているので、掃除をしたところで見た目的にはさほど変化はありません。
しかし「掃除をして綺麗になった」「スッキリした」という気持ち(イメージ)が、気分転換に繋がっています。
なんだかモヤモヤして心が晴れない時や、イライラしてしまっている時に、気分転換で掃除をするのです。
今までは面倒くさいと思っていたことが、やりたい事に変わったのはとても大きいと思います。
普段から片付け癖をつけておくことで、面倒くさい(と思ってしまう)家事からも解放されるので一石二鳥かもしれませんね。