私は以前まで「片付けられない女」でした。
汚部屋とまではいかなくても、たくさんの物が部屋中に所狭しと積みあがっていて、簡単に掃除ができるような状態の部屋ではなかったです。
つまり掃除はほとんど出来ていませんでしたね。
私が片付けられるようになったきっかけ
そんな私が「どうして片付けられるようになったのか?」というのにはきっかけがあります。
そのきっかけとは、定期的に行われるマンションの防災設備点検。
私の実家は分譲マンションなのですが、定期的に防災設備点検がくるんです。
火災報知器の点検だったりガス漏れ点検だったり・・・とにかく頻繁に業者さんが家を出入りします。
前日になると必ず「明日業者くるから部屋の片づけをしなさい!」と、母親に怒られていましたね。
最初こそはまだ物も少なく、少し掃除をすればまぁまぁ綺麗には見えるかな?という程度だった部屋も、だんだんと物が増え掃除の手間もかかるようになりました。
それでも毎回業者は来るわけで、どんなに恥ずかしくても物にあふれた部屋を見せなくてはいけません。
いよいよ埃臭くなってきた部屋に限界を感じ、これではダメだ!と片付けだしたのがきっかけです。
季節外れの大掃除か??というくらい、全ての物を部屋から出して、すみずみまで片付けました。
片付いた部屋ならいつ誰が来ても問題なし
一度きれいに片付けてしまえば、あとはその状態を維持すればいいだけです。
いつ誰が来ても良いように、出したものはすぐに片付けるという癖をつけました。
この頃はまだまだ衝動買いが多かった時期ですが、整理整頓だけは意識しているように心がけましたね。
おかげでいつ設備点検が来ても、慌てて片付けるようなことが無くなりました。
母親も私の部屋を確認して「この部屋は大丈夫だね」と言ってくれるように。
こまめに片付ける癖がつけば、こんなに楽ちんなんだという事を思い知らされた気がしました。
色々な片付けられるようになったきっかけ
私の他にも、とあるきっかけから片付けられるようになった人たちが沢山いらっしゃいます。
きっかけは様々です。きっと参考になりますよ。
- 家に点検業者が来るたびに掃除をするのがめんどくさくなった
- 毎日個数を決めて物を捨てたら楽しくなった
- 1か所だけ徹底した掃除をやってみた
- 友達のきれいに片付いた家を見て反省した
- 掃除をせずに放置していたら虫が湧いた
- 帰宅した時の家の臭いが限界になった
- 友達が遊びに来た時、部屋の汚さを指摘された
- 彼氏ができた(家に呼べないと思った)
- 失恋した(部屋を片付けて気持ちを変えた)
- 結婚して旦那と同居を始めた
- 引っ越した
- ペットを飼った(怪我や誤飲などが怖かったため片付けた)
- 子供ができた(怪我や誤飲などが怖かったため片付けた)
- 片付けセミナーに通った
- 断捨離や片付けの本を読んだ
やっぱりマンションの設備点検は、汚部屋の住人からすれば厄介な問題なんですね(笑)
でも片付ける習慣をつけるには、いいきっかけになる場合が多いのかもしれません。
何事もほどよい強制は必要なのかも?
「きっかけ」さえあれば片付けはうまくいく
人が片付けられるようになるには、大なり小なり「きっかけ」があります。
はじめからきちんと整理整頓できる人なんて、小さいころから教育されてきたほんの一握りなので、今片付けられないからといって自暴自棄になる必要はありません。
私も今でこそミニマリスト思考の整理整頓大好き人間ですが、30歳を過ぎるまで片付けられない女でした。
40歳からでも50歳からでも、自分が住みやすい・心地良いと思う環境になるように片づけることはできます。
綺麗に整理整頓された部屋をイメージしながら、楽しんで片付けをしてみてくださいね。
きっとすぐに汚部屋から脱出できますよ。