多くのミニマリストはバスタオルを処分し、その代わりにフェイスタオルを使うという事をよく耳にします。
あー
私はミニマリストを目指してミニマムな生活を送っていますが、何でもかんでも右ならえが良いとは考えていません。
自分たちが生活しやすいレベルに合わせて、無理なく行うのが理想的です。
本当にバスタオルは無駄なのか?フェイスタオルで十分なのか?と迷っている場合は、自分が今住んでいる環境で考えてみると答えが出てきます。
ミニマリストたちがバスタオルを使わない理由
多くのミニマリストたちが声をそろえて言う「バスタオルは無駄」説。
バスタオルの代わりにフェイスタオルを使うのがコンパクトで良いとされています。
主な理由としては以下の通りです。
- 収納場所を取らない
- 洗濯回数が減る
- 乾くのが早い
収納場所を取らない
バスタオルはどんなに小さなものでも、ある程度の大きさがあります。
もちろん収納場所もそれに合わせて必要になってきますね。
例えばバスタオルを一人5枚使い回していたとしたら、2人世帯で10枚のバスタオルが必要になります。
子供がいたりすればもっと大容量になります。
バスタオル10枚の収納はかなりのスペースを使うので、確かに無駄が多いですね。
その分フェイスタオルなら、10枚だとしてもそこまで収納スペースがいりません。
収納場所が少ない家ならなおさら効率が良いと感じるでしょう。
洗濯回数が減る
バスタオルを毎日交換している家庭なら、1週間で7枚のバスタオルを使うことになりますね。
二人世帯だと1週間で14枚。これはかなりの数です(週に数回洗濯する家庭は別)
14枚のバスタオルを洗濯機に入れて一度に洗うことはできませんので、バスタオルだけで数回洗濯機を回すことになります。
これでは水道代も電気代もかかってしまいますね。
小さいフェイスタオルなら、仮に14枚でも洗濯機の大きさによっては1回で洗濯できます。
フェイスタオルは乾くのが早い
バスタオルは大きくて厚みのあるものが多いので、乾くのに時間がかかってしまいます。
天気の悪い日には長時間乾かしていても「まだ湿気てる!」なんてことも多いですよね。
フェイスタオルなら小さくて薄い分乾きが早いですし、室内干ししたとしてもスペースを広くとらないので効率が良いです。
お風呂上りに使った後、しばらく干しておけばすぐに乾いてしまいます。
バスタオルが乾くまでは、少なくとも1日(夏場は半日くらい)かかるので、それを考えると使いやすいかもしれません。
我が家がバスタオルを止めない理由
バスタオルよりもフェイスタオルを使った方がいいとミニマリストたちがこぞって提案しているのに、なぜ私たちがバスタオルを使う事を止めないのか?
その理由はいくつかあります。
きっと我が家と同じような理由で、バスタオルを手放せない家庭もあるのではないでしょうか?
我が家がバスタオルを使う理由は以下の通りです。
- 脱衣所が死ぬほど寒い
- 髪が長いので拭ききれない
- 身体に巻くことが出来ない
- バスタオルを毎日洗濯しない
脱衣所が死ぬほど寒い
我が家では暖房器具をほぼ使いません。あるのはエアコンとこたつだけ。
エアコンは夏場しか使わないので、暖房器具としてはないものと同じです。実質あるのはこたつのみですね。
つまり室内の空気は非常に冷たいです。脱衣所なんかはなおのこと。
老人夫婦ならびっくりして倒れるレベルに寒いです(これはこれで良くないのかもしれませんが)
あー
つまり冬場に限っては、小さなフェイスタオルでこまめに身体を拭いている時間がないのです。
お風呂から出たら、大きなバスタオルですぐにしっかり身体を拭き上げないと風邪ひきます。
脱衣所にヒーターを置いているような家庭もありますが、我が家は節約の意味でも無駄だと感じるので置いていません。
夏場はフェイスタオルでも良さそうですが、季節で使い分けてもバスタオルの数が減るわけではないので結局は同じことです。
髪が長く拭き取れない
私は髪の毛が長いので、フェイスタオル1枚ではすべての水分を拭き取ることは不可能です。
なんならフェイスタオル2枚使ってようやく髪の毛の水分が満足に拭ける程度なので、結局最低3枚は一度のお風呂上りに使うことになります。
バスタオルなら1枚で完結しますから、私に限ってはフェイスタオルの方が無駄に消費量が多くなるという事になりますね。
ちなみに夫ですらフェイスタオル1枚は厳しいと言っています。
夫
髪の毛が短く身体の小さい人なら、フェイスタオル1枚でも十分なのかもしれません。
身体に巻くことが出来ない
夫はともかく、私はお風呂上りにボディクリームを塗る人です。
なので洗面所で身体を拭き、そのままバスタオルを身体に巻いて部屋に行きます。その場で服を着ないのは、部屋でクリームを塗りたくるためです。
フェイスタオルでは小さすぎて身体を巻くことが出来ませんし、裸でうろつくわけにもいきませんのでバスタオルが必須なのです。
バスローブを使えばいいという考えもありますが、結局バスローブを用意しなきゃいけないのと、収納場所を取られますよね。
バスタオル一枚で完結するのに、わざわざ他のアイテムを増やしてまでフェイスタオルを使う意味が分かりませんし本末転倒です。
洗面所でクリームを塗ればいいじゃないかと言われそうですが、私がボディークリームを塗るときは、地べたに座ってマッサージしながらなので、狭い洗面所では無理なのです。
バスタオルを毎日洗濯しない
我が家ではバスタオルの交換頻度が3日に1度程度です。
1週間で多い時は2回洗濯をするので、バスタオルは一人3枚もあれば足ります(ほぼ2枚を使い回していますが)
つまりそんなに枚数が必要ないので収納場所も取らず、フェイスタオルを毎日交換して使うよりも楽なのです。
毎日タオルを交換したい人向けではありませんが、我が家のようなスタイルならはバスタオルでも問題ないと思っています。
バスタオルの断捨離に抵抗があるなら中間サイズを使うのもアリ
我が家はいままでずっとバスタオル派ですが、これなら変えてみても良いかな?というものがあります。
それはビックフェイスという、バスタオルとフェイスタオルの中間くらいのサイズのタオルです。
スポーツタオルとも言いますね。
バスタオルを新調しようとしたときにビックフェイスが気になって購入してみたところ、夫がすごく気に入って使っているのでアリなのかな?と思いました。
あー
もしかしたら我が家も、バスタオルから全てビックフェイスタオルに変更するかもしれません。
もしフェイスタオルでは心配だと考えているなら、まずは少し大きくて厚めのビックフェイスタオルを使ってみるのもいいですよ。
慣れてきたらフェイスタオルでも十分かも?と思えるかもしれませんし、やっぱりバスタオルの方が良いなと感じるかもしれません。
確かにミニマリスト生活は「最低限の物で暮らす」というのが定義ですが、なんでもかんでも無くせばいいというものではないです。
自分が心地良いと感じるレベルで、無理のない生活を楽しみましょう。
現在はヒオリエのブックフェイスタオルと、以前同時で購入した今治のバスタオルを使っています。
そろそろ買い替えようか悩み中。
【レビュー】今治バスタオルは使うたびにフワフワになっておすすめ