あー
料理が出来る人からすると、料理が出来ない人はただ怠慢なだけだ!と思いがちです。
以前の私もそのうちの一人でした(ごめんなさい)
ですが、実際に料理が出来ないと言っている女性と話しているうちに、料理が出来ないという人には色々な理由がある事を知りました。
そもそも料理なんてしたくない・興味がない・しなくても問題ないと思っている人。
料理が出来るようになりたいけど、どうして良いのか分からない人。
で、この記事を読んでいるあなたは、恐らく後者ですよね?
今回はあなたの様な後者の人が、「どうしたら料理が出来るようになるのかな??」と自分なりに考えて出した答えを書いてみたので、料理が出来なくて悩んでいる人はちょっと参考にしてみてください。
ちなみに前者である場合はこちらの記事をどうぞ(辛口の為閲覧注意)
料理は出来ないんじゃない!やらないだけ!怠慢な心を克服すれば誰だって出来ます
料理が出来ない!大まかな3つの原因
料理が出来ないと悩んでいる原因は色々あります。
- めんどくさいなど、ただの怠慢
- ただ経験がない
- 味音痴
- 食にこだわりがない
- 一つの料理を作るのに何工程もあるとしんどい
- 完璧主義
- レシピ通りにできない(勝手にアレンジしようとしてしまう)
- 調味料など、分量が正確でないのが難しい
- 料理を作る上での「用語」が分からない
- 火が怖い・刃物が怖い
- 調理前の食材(特に魚介や肉)が気持ち悪くて触れない
- 手が荒れる・汚れるのが嫌
- 時間効率が悪い(料理の時間>食べる時間)
料理が出来ない原因を大きく分けると、「めんどくさい人」「怖い人」「分からない人」の3つですね。
今回は、そのなかでも「料理についてよく分からない人」をピックアップして改善方法を考えてみました。
料理の経験がなく出来ない場合の改善策は?
これはもう簡単です。
料理の経験がなく壁を越えられないだけなので、まずは簡単なことからやってみましょう。
ポイントは、小学生低学年でも出来るレベルの料理をする事です。
例えば卵焼きですね。
殻を適当に割って、適当に混ぜて、適当に油を敷いてフライパンで焼く。
これだけなら出来そうですよね?
味なんてつけなくていいです(後からケチャップでも醤油でもかければいいんです)
殻を割るのに失敗して、殻が中に入ってしまっても良いんです(後で取れば良い)
どのくらい混ぜれば良いのかなんて考えなくていいんです(実際、どのくらい混ぜるかなんて好みです)
油だって適当に敷けば良いです。入れすぎたら捨てれば良いだけです(フライパンが濡れた感じになればOK)
焼く時、火加減が分からないなら焦がさないようにだけ意識すればいいです。
一回やっただけで完璧に出来る人なんていませんし、人によって完璧というのは違います。
だからそんなに難しく考えずに、失敗したら何度でもやり直せばいいんです。
とにかく最初は簡単な事をやってください。
最初から難しい料理・沢山の工程がある料理を作るから、苦手意識やめんどくさいというイメージが付いてしまうんです。
なので最初はとにかく簡単な料理を作って、第一歩を踏み出しましょう。
そして「お!出来た♪」「自分で焼いた卵焼き美味しい♪」と、自分で自分を褒めてあげてください。
それだけで料理への苦手意識はなくなりますよ!
味音痴で料理が出来ない場合の改善策は?
味音痴なために「人が食べられるレベルの料理を作る事が出来ない」場合。
これは結構深刻だな・・・と思います。
味覚が普通の人には考えられないと思いますが、味音痴な人は「何を食べても美味しいと感じる」「何を食べても美味しいとか不味いとかよく分からない」という、ある意味特殊な(?)感覚を持っています。
もちろん食にこだわりはないし(何を食べても同じな為)、料理に対してもそこまで必要性・重要性を感じていません。
この場合自分の為というよりも、大好きな彼氏や旦那さん・子供に料理を作ってあげなきゃいけなくなった時、はじめて「料理が出来ない!どうしよう・・・」と壁にぶつかる気がします。
で、頑張って作るけど味音痴なので、「美味しくない・・・」と言われてしまいトラウマになって余計作れなくなる・・・みたいな悪循環ですね。
じゃ味音痴で料理が出来ない人は、どうやって克服していけば良いのかというと・・・。
美味しい料理をとにかく沢山食べて味(舌)を慣らす
もうこれしかないと思います。
出来れば手作りで出だしている定食屋さんとか、素材の味を大事にする日本料理屋さんで沢山料理を食べる事をおすすめします。
逆にファストフードやコンビニフードなど、加工食品は出来るだけ食べないようにしましょう。
「どうせ味が分からないから手軽で安いもので良い」と思うでしょうが、それがますます味音痴になる原因です。
そして料理を食べる時は、素材の味をきちんと意識して食べる事が重要です。
食に興味がない人は、食べるという事をただの作業だと思っている人が多く、いちいち味を意識しながら食べたりしません。
なのでどんどん味音痴になっていきますし、無意識に食べても味が伝わる濃い味しか好まなくなります。
私の親がまさにこれで、どんなに美味しい料理でも最初から醤油やソースをドバドバかけて食べます。
控えめに言っても塩分過多で死ぬんじゃないかと思うくらい、何にでも醤油をドバドバかけます。
口癖は「食べる事がめんどくさい」「食べなくても生きていけるなら食べなくても良い」です。
それなのにピザやファストフードなどの味の濃いものだけは好きだし、作る料理はどれも病気レベルにしょっぱいです。
味音痴が不安で料理が出来ない場合は
- 手作りの料理を沢山食べて舌を慣らす
- 出された料理は、出来るだけ調味料を使わず、出されたままの味を意識して食べる
しばらくこれを徹底してみてください。
美食家レベルの舌にはならなくても、美味しい料理は作れます。
まずはバカになった舌をトレーニングして、普通レベルに戻す事が必要です。要は舌のリハビリですね。
調味料の分量が曖昧でよく分からない場合の改善策は?
これは料理が出来ない人の「あるある」なんじゃないかなって思います。
一つまみってどのくらい?少々って?適量って??
確かにそういわれると、私もきちんと把握していませんよ(笑)
私の料理は基本だいたいの感覚で作っているので、レシピ本とかで「適量」みたいに書いてあれば「とりあえず味を調えるために入れるんだな」くらいでスルーします。
だって言葉の通り、適量というのはその人にとって美味しいと感じる適切な量なわけで、人それぞれ違うんですよ。
だから適量ってどのくらい??という質問に対しては、あなたが美味しいと思う量なんじゃない??と答える事しか出来ません。
「少々」というのは人差し指と親指で摘まんだ量とかいうけど、そんなものは大体の目安であって、指の大きい人・小さい人で分量は変わるし、はっきり言って難しく考える必要ないんですよ。
といっても、作る分量に対して「少々」といっているのに「スプーン1杯」とか入れると地獄なので、超アバウトに説明すると・・・。
- 「少々」…そのまま口に入れてもまぁ普通に舐められる程度(あ~しょっぱいなぁ~と思う程度)
- 「ひとつまみ」…そのまま口に入れたら「うわっしょっぱいっ!!これ病気になりそう」と思う程度
- 「適量」…少しずつ足していって、自分が「まぁ良い感じじゃん?」と思う程度
- 「大さじ1」「小さじ1」などは、ちゃんと計量スプーンで量って下さい(といっても慣れれば目分量でいける)
え?余計分からない???
(○´ε`○)
こういった理由(レシピの分量が曖昧でよくわからない)で料理に苦手意識を持っているなら、ほんと難しく考えなくて良いんだよ!って言いたいです。
不安なら少しずつ入れて味見をしていけばいいだけだし、自分は完璧!と思って出した料理が「しょっぱいよ」「味が薄い」といわれたなら次回またトライすればいいだけなんですよ。
ちょっと文句を言われたからって「もう作らない!!」では上達しません。
始めはダメ出しをくらって当然くらいに思って、めげずに何度でも挑戦してください。
料理が出来ない?最初から完璧にやろうとしない事が大事!
料理に限らず、なんでも始めから上手く行く人なんて極稀だし、失敗して当然なんです。
ましてや「分からない」のですから、上手くできなくて当然です。
むしろ最初は沢山失敗してください。
沢山失敗すれば、「こうやると失敗するんだな~」ってのが感覚的に分かってきます。
走り回る子供が、転ぶと痛いと知って転ばないように気をつける心理と同じです。
料理が上手くできた出来ないに関係なく、まずは頑張って料理をしようと努力している自分を褒めてあげてください。
このページを読んでいるあなたは、「料理をしようともしない人」より何倍も何百倍も優れていますし、努力家です。
そんな自分に自信を持ってください(*´エ`*)
最初はへなちょこでも、試行錯誤しながら頑張って継続していけば、いつか必ず「美味しいね!」って言って貰えるまでに上達します!
継続は力なり!諦めずに頑張っていきましょう。