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本物の美味しいエクストラバージンオリーブオイルって?おすすめはどれ?

ヘルシー思考・健康志向のご家庭では、サラダ油ではなくオリーブオイルを使っているところも多いんじゃないでしょうか?

我が家でも調理油として使っているのは、主にオリーブオイルを使っています。

しかし今使っているオリーブオイルは、本当に本物の身体に良いオリーブオイルでしょうか?

そのままグビグビ飲んでも平気な品質でしょうか?

私もつい最近まで「オリーブオイルは身体にいいから、とりあえずオリーブオイル使って料理するか~」くらいの認識だったのですが、実は結構奥が深かった・・・。

オリーブオイルにもランクがあって、しかも日本で表記されている「エクストラバージンオイル」というのは、オリーブオイルの品質においてまったく当てにならないという事。

数年前に一度テレビでそんな事を見た気がしたけど、まぁサラダ油よりはマシだろう~程度で使っていたんですよね。

しかし彼の体調管理を期に、普段使う食材や調味料にもこだわろうと思ったので、オリーブオイルの知識もきちんと付けようと思い勉強しました。

今回は、本物のオリーブオイルを間違いなく選ぶためのポイントと、おすすめの商品をご紹介します。

少しでもオリーブオイル難民の参考になればと思います(笑)

飲めるくらい美味しい本物のオリーブオイルってどんなもの?

本当に品質が良く、風味の良いオリーブオイルはしっかり基準が設けられています。

国際オリーブ協会(IOC)では、大きく分けて「バージンオリーブオイル」「複製オリーブオイル」「オリーブオイル」という3つの区分にオリーブオイルを分けています。

しかしもっと細かく言うと、実は8種類にも分けられるんですよ。

バージンオリーブオイル・・・オリーブをそのまま搾ってろ過したものだけを使った混じりけのないオイルで、一番品質の良いものになります。

複製オリーブオイル・・・そのままでは食用に向かないけど精製(脱色・脱臭・脱酸)すれば食用としてだせるというもの。

オリーブオイル(ピュアオイル)・・・「バージンオリーブオイル」と「精製オリーブオイル」を混ぜ合わせた酸度1.0%以下ものの事をいいます。

エクストラバージンオイル・・・バージンオイルの中でもさらに酸度が0.8%以下に抑えられている希少なもので、上質な風味が特徴です。オリーブオイルの中で最高品質です。

ファインバージンオリーブオイル・・・バージンオイルの中で酸度2.0以下のもの。まぁまぁ品質が高く香りも良好。

オーディナリーバージンオリーブオイル・・・バージンオイルの中でもいくつか欠点があって、酸度3.3%以下のもの。

ランパンテバージンオリーブオイル・・・酸度3.3%以下で、そのままでは食用に向かないもの。精製した酸度0.3%以下のものを「精製オリーブオイル」と言います。

精製オリーブポマースオイル・・・精製オリーブオイルの搾りカスを、溶剤を使ってさらに精製したもの。国の基準(日本ならJAS)を満たしたものは店頭に並ぶことができます。

酸度というのは、オリーブオイルに含まれる「遊離オレイン酸」の割合の事です。

この酸度が低いほど、酸化しにくくて上質なオリーブオイルだという事ですね!

上記を見ると、素材(オリーブ)そのままでできた酸度0.8%以下のものより、精製されまくって酸度0.3%以下の精製オリーブオイルの方が良いのでは??と思ってしまいがちです。

ですが酸度が低くても色々な化学薬品を使って精製されたものなので、身体にいいとは言えませんよね。

よって、オリーブオイルの中で最も最高峰とされるのが、よく私達が耳にする「エクストラバージンオイル」という事になります。

さらにエクストラバージンオリーブオイルの中でも酸度0.1%程度のものだと、グビグビ飲めるくらいフレッシュで美味しいようですよ!

日本にあるエクストラバージンオイルは偽物なの?

日本で販売されているオリーブオイルは、「エクストラバージンオイル」と「オリーブオイル(ピュアオイル)」の2種類です。

エクストラバージンオイルってやつなら、全て品質の良いオリーブオイルなんじゃないの??

私もずっとそう思っていました。

しかし実は、日本で売られている「エクストラバージンオイル」というのは、オリーブオイルの産地であるスペインやイタリアで良しとされる基準値を大きく下回るものなんです。

つまりオリーブオイル産地の国からすれば、そんなものはエクストラバージンオリーブオイルじゃない!!と怒られてしまう偽物だという事です。

スペインやイタリアなどで適用される、国際オリーブ協会(IOC)のエクストラバージンオイル基準値は酸度0.8%以下ですが、JAS(日本農林水産省規格)で定められているエクストラバージンオイル基準値はなんと2.0%以下なんです。

その差は1.2%・・・。日本で売られているエクストラバージンオイルがなぜ安いのか、理由が分かりますね。

価格の差は酸度の他にも、オリーブの質や産地・単一のものかブレンドのものかによっても大きく変わりますし、一概にコレ!というものはありません。

しかし風味や品質の点から言えば、酸度はかなり重要な要素といえますね。

国際オリーブ協会(IOC)で認められたエクストラバージンオリーブオイルの見分け方

国際オリーブ協会(IOC)で認められたエクストラバージンオリーブオイルの見分け方

では一体どうやって、国際オリーブ協会(IOC)の基準値に達したエクストラバージンオリーブオイルを見分ければいいんでしょう?

価格が高ければ高品質なオリーブオイルというわけではない

値段が高ければ良いオリーブオイルなんじゃないの??と思いがちですが、一概にそうとも言えません。

なぜならオリーブオイルそのものより、輸送費でかかっている場合があるからです。

例えば北海道産の普通のジャガイモと、千葉県産のちょっと品質の良いジャガイモが東京のスーパーで売られていたら、品質の良い千葉県産の方が高い気がしますよね?

しかし北海道産のジャガイモは輸送費にお金がかかるので、その分コストがかかります。

なので千葉県産のちょっと品質の良いジャガイモの方が安価か、北海道産の普通のジャガイモと同等の価格で売られてしまうという事です。

オリーブオイルも同じで、輸送費などの諸経費が高いのか、本当にオリーブオイルの品質が良くて高いのか見極めなければいけません。

ラベルをよく読んで、酸度・原産国・オリーブの品種・収穫時期などを確認する

私達消費者は、企業のパッケージでよく騙されてしまいますが、きちんと裏面の内容を確認する事が大事です。

表向きでは良い事ばかり書いてあっても、裏では実は本物のエクストラバージンオイルでない証拠が沢山記されています。

  • 酸度(0.8%以下のもの)
  • 原産国(ボトル詰めした場所が原産国となるため、信憑性は低い)
  • オリーブの品種・産地
  • 様々な品種のオリーブをブレンドしていないか
  • オリーブの収穫時期
  • 容器(劣化の原因である光を遮断するために、遮光性のある専用の容器に入っているか)

これらをよく確認して、購入しましょう。

私が今まで使っていたオリーブオイルを確認してみると、様々な品種のオリーブをブレンドしたものでした(笑)

大容量で安いわけですね。

「OLIVE JAPAN」で認められたオリーブオイルを買う

一番簡単なのが、2012年から開催されている「OLIVE JAPAN」という国際オリーブオイルコンテストで、認められたものを選ぶことです。

OLIVE JAPANは、オリーブオイルソムリエ協会が世界各国のオリーブオイルを選定して、優秀なものを決めるものです。

ただ純粋にオリーブオイルの質のみで選別しているので、コストがどうとか収益がどうとか、大人の事情は一切入っていません。

ここで選ばれたオリーブオイルは、本当に品質の良い素晴らしいオリーブオイルだという事です。

審査結果は「最優秀賞」「金賞」「銀賞」とありますが、選ばれたオリーブオイルはどれも品質が良く、安心して選ぶ事ができますよ!

通販で買える、世界で認められた本物のおすすめエクストラバージンオリーブオイル

通販で買える、世界で認められた本物のおすすめエクストラバージンオリーブオイル

ここではいくつか、本物のエクストラバージンオリーブオイルを紹介します。

世界で認められているおすすめのオリーブオイルばかりなので、オリーブオイル選びで迷っているなら参考にしてみてくださいね。

OROBIREN(オロバイレン)

スペイン王室御用達のエクストラバージンオイルで、ミシュラン星付きレストランでも利用されています。

オリーブは最高級アンダルシア産のものを使用。

オリーブオイル格付誌「フロス・オレイ(FLOS OLEI)」でも97点を付け、世界ランク20位以内にランクインしていることもあって最高級のエクストラバージンオイルです。

2014年のOLIVE JAPANでも金賞を受賞しています。

AOS

AOSはオリーブの島として有名な小豆島で作られたオリーブのみを使って作られた、国産のエクストラバージンオイルです。

OLIVE JAPAN 2013で金賞を受賞。

酸度0.1%という希少価値の高い、国内最高級のエクストラバージンオリーブオイルです。

小豆島

小豆島で作られたオリーブを100%使い、手詰みした質の良い実のみで作られたエクストラバージンオイル。

強烈な若草のような香りと、新鮮な果実の辛口な味わいが特徴。

限定数限りなので非常に希少価値が高いオリーブオイルです。

OLIVE JAPAN 2016で金賞受賞。

メルガレホ

収穫後すぐに搾油した酸度0.1%のメルガレホは、クセがなく青々としたフレッシュな風味を味わえます。

またリンゴやアーモンドなどの香りが特徴で、とてもフルーティーなんだそう。

爽やかな風味が好きなら試してみたいオリーブオイルですね!

メルガレホは様々なオリーブオイルを出していますが、その中でもオヒブランカとコンポジシオンは、OLIVE JAPAN 2018で最優秀賞受賞しました。

※コンポジシオンはブレンドオイルですが、最優秀賞を取っています。

Picuda(ピクーダ)のムエルオリヴァ

最優秀賞を取るくらいのエクストラバージンオリーブオイルなのに、お値段が安いんです。

しかもカルディで買えます!これは手に入れやすいですね~!

フルーティーな風味だけど後味にピリッと辛味もあるので、パスタや魚料理、サラダにも合います。

OLIVE JAPAN 2015で最優秀賞受賞。

グリーノ エルベッソ

年間2000本しか作れない超貴重なオリーブオイル。日本では約300人程度しか手に入れることが出来ないとか。

酸度0.34%のプレミアム級エクストラオリーブオイルです。

OLIVE JAPAN 2018で金賞を受賞しました。

マルケス・デ・グリニョンのオレウム・アルティス

2012年のOLIVE JAPAN開催から何度も賞を取っているオレウム・アルティス。

酸度は年々変わっていますが、2016年は0.12%とかなり低い数値が出ています。

海外のオリーブオイルの中では若干お高めですが、それだけの価値はありますね。

本物のエクストラオリーブオイルを食べて美容と健康をサポート♪

さぁ、なんとなく本物と偽物のエクストラオリーブオイルの違いが分かりましたか?

なんとなくでも良いので、知っておくとオリーブオイル選びに悩まないと思いますよ!

しかも日本のスーパーで売っている価格帯で、本物のエクストラバージンオイルが手に入ると知ったので、今度からオリーブオイルはネットで買うことにします(笑)

今回紹介した以外にも、実に沢山のエクストラオリーブオイル(OLIVE JAPAN受賞品)があるので、ぜひお気に入りのオリーブオイルを探してみてくださいね。

質の良いオリーブオイルで、毎日の美容と健康をサポートしましょう♪

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