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下腹部痛は婦人系の病気とは限らない!産婦人科医から言われた5つの原因

健康のために日々色々努力してはいるのですが、一向に改善しないのが下腹部痛。

もともと婦人科系の持病がある為、そのせいかな??なんて思っていたのですが、ここ最近は下腹部痛に加え不正出血まで・・・。

不正出血は約2ヶ月以上続いていて、生理痛も今までよりも酷く血の感じも普段と違う(とってもサラサラ)

さすがにヤバイだろう・・・ということで、かかりつけの婦人科に行って診てもらいました。

下腹部痛と不正出血を訴え検査へ

不正出血は今まで無かったので、原因を調べる為に検査をすることに。

こちらには何をやるかとか一切伝えられずに内診が始まりましたが、診療明細書を見てみると以下のような項目がありました(結構やったんだね・・・)

  • 超音波検査(エコー検査)
  • 細胞診
  • 子宮内膜組織採取
  • 感染症検査(性病検査)

何が原因かは分からないですが、今までの検査の中で一番痛かったしきつかったし出血しました・・・(先生の腕にもよるのかも)

とにかく検査が終わった後は、しばらく痛みで動けなかったです(´ρ`)

慢性的な下腹部痛と不正出血の原因は?

一通り検査が終わった後、診察室で下腹部痛と不正出血の考えられる原因について話しました。

私の下腹部痛は生理痛などの一時的なものではなくて、慢性的に痛むものです。

稀に体調の良い時は痛みが少ないかな?くらいなもので、毎日痛みはあるし、酷い時は下腹部が餓鬼のように腫れて下着の締め付けでさえ痛むほどです。

先生は「生理痛や排卵で痛むのは普通」的な発言ばかりをしていたので、私の痛みは慢性的なんじゃぁああああ!!!!と何度も説明しました(笑)

ただエコー検査で見た限りでは子宮や卵巣に筋腫などは見つからなかったようで、原因は他にあるのかもしれないという話に。

婦人科系の病気以外で、先生が下腹部痛の可能性として挙げたのは

  • ホルモンバランスの崩れ
  • 胃下垂
  • 便秘やガス溜まり
  • 排卵
  • 過敏性腸症候群(IBS)

でした。

一つずつ説明します。

ホルモンバランスの崩れ

ホルモンバランスが崩れて異常が起こると、生理の時以外に出血する事があります。

生理のようにあからさまな血という場合もあるし、おりものに混じってちょっと赤褐色の場合もあります(生理の前後にでるやつみたいな)

不正出血には2種類あって、何か病気が原因で起こる「器質性出血」と、ホルモンバランスが崩れて起こる「機能性出血」があります。

私の場合、エコー検査で何も見つからなかった事から、この機能性出血なのではないか?という可能性を言われました。

ただ他にも行った子宮がん検査の結果が出ていない以上、まだ安心は出来ませんけどね・・・。

今回はホルモンバランスを整える為(?)の漢方薬を処方されたので、まずはそれを1ヶ月飲んで様子をみる事にします。

当帰芍薬散エキス顆粒

処方された漢方薬は、当帰芍薬散エキス顆粒というもので、味はセロリみたいなドクダミみたいな・・・そんな感じです。

漢方薬は初めてなのですが、結構きついですね(笑)

漢方薬の効果

効果をみてみると、女性の多くが持つ悩みに対応している感じですね。とにかく期待(´vωv`*)

胃下垂

胃下垂というのは、正常な人と比べて胃の位置が下に下がっている状態の事をいいます。

胃が下に下がっていると、腸が圧迫されて下腹部通を起こします。

その他にも消化機能の低下や、便秘なども引き起こしてしまいます。

病院で色々検査しても原因が分からない人は、この胃下垂が原因の可能性もあります。

便秘やガス溜まり

慢性的に便秘であったり、ガス溜まりがあったりする場合は下腹部が張って痛みます。

この場合の改善策は、もちろん便やガスを排出させる事です。

食生活を見直して、適度な運動をしてみましょう。

私のおすすめは主食を玄米に変える事です。私はもち米玄米を食べています。

玄米をよく噛んで水分と一緒に摂ると、嘘みたいに便通が良くなります(実証済み)

ポイントは「よく噛む」「十分な水分を摂る」です!

⇒もち米玄米を食べ続けたら便秘が解消!効果のある食べ方は?

私は便秘やガスが原因での下腹部痛ではないので、他に原因がありそうです・・・。

排卵

排卵による痛み(排卵痛)は、誰にでも起こる事で、排卵期に出る下腹部痛です。

排卵期は月経周期28日の人の場合、生理から13~15日後くらいの事を指すので、このあたりで下腹部痛や腰痛が起こった場合、排卵による可能性が高いです。

また排卵が原因での下腹部痛かを調べるためには、毎日基礎体温を付けておく事をおすすめします。

体温が低体温期~高体温期に変わるときに痛みが出る場合は、排卵での痛みと捉えて良いでしょう。

毎日基礎体温を付けるのは正直めんどくさいですが、下腹部痛の原因を明確にする為に基礎体温の計測をスタートしました。

過敏性腸症候群(IBS)

過敏性腸症候群(IBS)は、主にストレスが原因で自律神経が乱れ、腸の筋肉が収縮する事によって様々な症状が起こります。

症状としては、下痢・便秘・ガス・腹痛・下腹部痛、人によっては背中が痛んだり腰が痛んだりもするようです。

この過敏性腸症候群の事を調べていくうちに、私の下腹部痛はこれが原因かもしれないと思いました。

思い当たる理由は、過度なストレスを受けたときに下腹部が張って痛み、動けなくなる事が多い事。

過度ではなくても、ちょっと気分が優れないと(精神的に)すぐ下腹部痛が起こる事。

下腹部痛が怖くて外出できないほど、慢性的に痛みに悩まされている事。

私の場合、玄米食のおかげか便秘や下痢などの症状はありません。

ただストレスや緊張で下腹部が急激に張ると、ガス溜まりに近いような痛みが起こるので、「ガス型」の症状なのかな?と思っています。

敏感性腸症候群の治療法としては、まず第一にストレスの緩和(これが出来れば苦労しないっ!)、野菜や果物中心の食生活改善(添加物や肉類に注意)、正しい姿勢とマッサージ(姿勢が悪いと神経が圧迫されて自律神経が乱れます)などです。

ストレスの緩和には、抗うつ剤や精神安定剤などが使われる医院もあるようです。

下腹部痛は婦人科系の病気だけが原因じゃない!婦人科で原因が見つからない場合は他の科で検査しよう!

下腹部が痛むと、どうしても子宮や卵巣が悪いのでは???何か婦人科系の病気では???と思ってしまいがちですよね。

でもどんなに検査をしても何も見つからない・・・。

そんな時は婦人科系の病気以外の原因を考えてみてください。

特に過敏性腸症候群の場合、血液検査やエコーやレントゲン検査でも何もでないので、内視鏡検査で何か他の原因が無いかを調べていく方法(他の原因を除外していく方法)で特定します。

要するに何も原因となるものが無いのに起こる下腹部痛やその他症状なら、過敏性腸症候群だろうという判断なんですね。

もし過敏性腸症候群を疑う場合は、まずは消化器内科や胃腸科に行って診てもらいましょう。

とにかく一刻も早く、この原因不明の下腹部痛と張りをどうにかしたいので、検査結果がわかり次第、消化器内科に行ってみようと思います。

原因不明の下腹部痛に悩まされているなら、慢性的になる前に病院で診てもらってくださいね!

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