先日、職場の同僚達と一緒に銀座にある「Bills(ビルズ)」に行って来ました。
私はBillsの事は知らなかったけど、話を聞いてみると「世界一の朝食」と言われていて、海外セレブ御用達なんだとか。
Billsには凄く美味しいパンケーキがあるという事で、今回ちょっと行ってみようか~となったわけです。
因みに銀座店は2016年の10月1日に出来たようで、銀座の他にお台場・表参道・横浜赤レンガ倉庫・二子玉川・七里ヶ浜に店舗があります。
場所によって価格が違うのと、そのお店オリジナルのメニューがあるので下調べしてから行くのが良いと思います。
※今回のレビューはちょっと気分の悪い表現が含まれていると思いますので、Billsファンの方は回れ右でお願いします。
で、実際にBills銀座ってどうなのよ?雰囲気は?
Bills銀座はホテルオークラの12Fにある店舗で、以前に行った事がある同僚が言うには「凄く洗練された雰囲気の場所で挙動不審になる~!」みたいな感じで聞いていたんですけど、正直普通のカフェレストランでした。
上品な感じも特にしなかったし、普通のお店。
まず12Fまでエレベーターで上がるんですけど、扉が開いた目の前はロビー(?)のような、ちょっぴり大人~な雰囲気を醸し出したソファーが置いてあります。
きっと混雑時はここで待つべし!みたいな感じですね。
ランチの時間帯はお子様連れのママさんたちが多いらしく、一層店内は賑やかだそうです。
私達が行った時(平日の19時~)は全く混んでいなかったので、特に待たされることも無くすんなりと店内に入れたんですが・・・。
待てど暮らせど店員が案内に来ない
店内は拾いワンホールになっていて、見渡しが効く造りになっているので、店の入り口から来客があればすぐに分かります。
それに店内には沢山のホールスタッフが居ました。色々な店員と何度も目が合ってます。それなのに一向に案内に来ない。なぜ?
もしやここは自由に座っても良いスタイルなのかな??と勘違いしたくらいです。そのくらい待ってる時間が長すぎて、ちょっと惨めな思いをしました。(正直この時点で帰りたかった)
客見て店員おろおろしてるし・・・この店のクオリティが伺えます。
まぁ今考えればこの時点で嫌な予感はしていましたよ、私は。
しばらく待ってから、ようやく一人の女性スタッフが席を案内してくれたんですが、席はがら空きなのに見晴らしの良い席どころか、入り口のすぐ横の席に案内されました(笑)
店によっては客質を選んで席案内をするというところがありますが、この銀座Billsもこの類なんですかね?
一緒に行った同僚も案内された席について、「だと思った」とちょっと失笑してましたし、私達バカにされてるのかな?とちょっと嫌な気分。
※一等地に建つ店が全てこういう店ではありません。
他の人の口コミを見てみても、やはりスタッフの対応が気になる人が居るようです。
ビルズは、シドニー本店、ハワイ、表参道にはよく行きます。
銀座店は初めてでしたが、1番良くなかったです。
メニューも他の店舗とは違って、ビルズ特有のナチュラルヘルシーな感じではなく、スタッフもイヤイヤ仕事をしてるような暗い感じ。
男性が多いからでしょうか。がっかりしました。
表参道のほうが良いですね。
確かに何か勘違いしているような(※1)男性スタッフが多かったです。
通りに面したBVLGARI側の座席エリアは差し込む日差しが眩しすぎで、向かい合って座る人で、この通り側に座る人にはとてもとても苦痛。窓の構造をもっと工夫しないとせっかくの時間が台無しで、料理の値段と天秤にかけても到底見合わない。
客は時間の空間も買っていることを認識して、席の変更を希望するお客にも快く応じるか、窓の工夫をして欲しい。そうでないとまた行きたいとは思わない。
席の変更を申し出たがとても面倒そうに対応されたが、スタッフの方も一度座ってみることをオススメしたいと思います。表参道の方が味も接客も良かった。
確実に何か勘違いしているような(※1)男性スタッフが居たように思います。
大人気だったBillsですが、最近もう落ち着いてきていると思うのに・・・
並ばせたいのか。。それほど混んでいなくても並ぶ感じでした。(席は空いていた。)
あと、勘違いしている感じのレセプションスタッフが感じがわるく、キビキビ案内しない感じが気になりました。お味も、噂ほどではなく期待しすぎたかもしれません。
残念でした。
私と同じ事を思ってる人もいるようです。もう笑うしかないですね。
(※1)銀座のこのような有名店で勤務されているからなのか、とても客を馬鹿にしたような接客ぶりでした。お客様より自分達の方が上!ってのを露骨に出しているような感じです。銀座の高級有名店で働いてる俺SUGEEEEEE!!!みたいな感じですね。
あまりにも接客が気になってしまい、同僚達の会話は殆ど聞かずに店内の様子をみていたんですが、Bills銀座の男性スタッフの一部は気に入ったテーブル(女の子が座っている)の客とはベラベラ会話をして、他の客の様子を伺わない(水のグラスが空いていてもシカトされます)し、居座って欲しくない客のテーブルではさっさと皿を下げてしまって帰れアピール。凄く居心地が悪いです。
まぁ高いお金を出してこういうスタイルでも気にならないという方は是非。
噂の文字だけメニューは?価格設定は?
席に案内されてメニューを受け取ったのですが、もう意味不明。
ドリンクとフードのメニューがバラバラの冊子なので、2冊渡されるのですが、その内容は明らかに不親切極まりないメニュー表示。
まず文字だけしかないし(これは高級店ではありがち)、それなのにその料理の説明が書かれていない。イメージすら出来ません。ドリンクはまぁかろうじてこんな感じかな?という認識レベル。
例えばディナーメニューの場合はこんな感じです。
これをみてあ~全然どんなものなのか分かるぅ~!って人は凄いです尊敬しますはい。
分かるような分からないような・・・ってか分からないよっ!!!(笑)
メニュー選びに悩んでいたら、女性の感じのいいスタッフさんが説明しに来てくれたので、おすすめを聞いてそれをオーダーしました。
前菜ではジャスミンティースモークサーモンと、パルメザンチキンシュニッツェルをオーダー。
スイーツでは今回メインのリコッタパンケーキをオーダーしました。
見ての通り価格設定は少々割高ですが、まぁこんなもんかな?という感じです。
高級店の価格設定に関してですが、私はお店の雰囲気・スタッフの接客・味が良ければ、この値段は特別高いという感じはしませんね。
ただもうすでにスタッフに関してマイナスなので、この段階で疑問には感じていましたが・・・。
ドリンクは銀座店おすすめのレモネードを始め、チョコレートファッジや限定ロゼワインなどを頂きました。
ドリンクでも1杯1000~1800円します。詳しくは公式サイトで確認して下さい。
最初にも言いましたが、銀座店は他の店舗よりも価格設定が高いです。同じ料理でもです。なので注意して下さいね。
例えば名物のパンケーキですが、お台場で食べると1500円で、銀座で食べると1800円です。他の料理も全体的に価格が上がります。
肝心のBills料理はどんな感じ?
まぁスタッフはともかく、料理がメインなわけだし?ここは気を取り直して食事~♪ってことで楽しみにしていました。
まず出て来たのが「ジャスミンティースモークサーモン」です。
こんな感じで大きなスモークサーモンの切り身がほぐされた状態で盛り付けられています。
下に敷いてあるのは、たまねぎ・キャベツスライスやキヌア、ケフィアヨーグルトソースですね。シトラスドレッシングがかかっていますが、味はうす~いです。あまりありません。
サーモンはジャスミンティーでスモークしたわりには、ジャスミンの風味は全く感じられませんでした。でもまぁ美味しいです。
ロンドンでは人気の高いメニューなんだとか。
続いてきたのが、パルメザンチキンシュニッツェル。チキンをパルメザンチーズでかりっと焼いたものです。
その名の通りまわりがパルメザンチーズでカリカリに仕上げられていてとても美味しかったです。
添えつけの焼きレモンがあるので、お好みで絞って頂きます。個人的にはパクチーが嬉しかった(笑)
下にはマッシュポテトが敷いてあるのですが、クリームのようなまろやかさでこれもまた美味しかったです。
Bills名物のリコッタパンケーキのお味は?
いよいよきましたラスボスです(違)
このパンケーキは注文から提供されるまでに時間がかかるそうで、あらかじめスタッフさんがパンケーキを注文するかを聞いてきます。
私達が言われたのは大体20分くらいかかりますとの事ですが、場合によっては30分以上待たされることもあるようなので、パンケーキは事前に注文しておいたほうが良いですよ。
で、20分弱待って出てきたパンケーキがこちら。
お~!シンプルっ!!(笑)でも柔らかそうだなぁ~。
パンケーキの上に乗っているのは、ハニーコームバターです。ハニーコームは蜂の巣の事ですよ~。よく蜂蜜屋さんでビンとか箱に、蜂の巣の原型(?)を留めたまま売ってるやつあるじゃないですか。アレをすりつぶしてバターと混ぜているものです。
添えてあるのは普通のバナナ。バナナって凄く甘いじゃないですか?でもこちらはちょっと固めで甘くないです。熟れていないバナナをあえて使っているのかも?
パンケーキは噂通りふわふわとろとろで、生地のところどころにリコッタチーズが見え隠れしています。
でも甘くないです。
私、上品な甘さは好きですが、このパンケーキは生地がそもそも甘くない仕様だし、ハニーコームバターも甘くない。
添えつけのメープルシロップもほんのり甘いだけなので、ガッツリ甘いデザートが食べたい!!って人は物足りないかも。
実際甘いものが大好きな同僚の反応が・・・(笑)
「美味しそう~♪」と始まり、無言でもぐもぐ・・・そして最期まで「美味しい!」とは一言もいっていなかったのがその証拠です。
本当に甘さ控えめ、脂質多めのパンケーキです。そりゃレオナルド・ディカプリオも短期間で太りますよ(食べ過ぎて太ったのだとか)
正直これで1800円は高い・・・リコッタチーズが高いから仕方ないのかもしれないけど、それにしても美味しくは無い。
食べ終わってからのBillsスタッフの対応が酷過ぎる
まぁまぁまぁまぁまぁ!!!いいでしょう!!ここまでは良くある事です。
友達や恋人、会社の同僚と楽しい時間が過ごせればそれでいいのです。料理も味も接客も大事だけど、まずその時間が楽しければ問題ないんです。
だがっ!!!
天下(?)のBillsさんはそうはいかなかった。
一通りの食事が済んで、私達会話を楽しんでいました。
すると一人の男性スタッフがお皿を下げに来たんですね。まぁ当然ですよね。
しかしまだ入っているドリンクまで下げだす始末。その行為に私は「え?早く帰れって事??」と、その店員の動向が気になってしまって会話に集中できません。
全ての皿とグラスを下げられた私達のテーブルには、空になったお冷グラスのみ。でも水を注ごうとしない。これは完全に帰れコールだと思いました。
口コミでも同じようなものがありました。
ひとつ残念なのは水、少なくなっても店員さんからの声掛けはなく、こちらから頼みました。
混雑時間帯でもなく、店員数も広さの割りには多めなのでちょっと残念です。
お皿下げにくるのは早いのに(笑)
でも会社の同僚たちは気にせず話し込んでいるので、私の独断で店を出ようとも言えずにいたんですね。
なんだか店のスタッフと同僚達との間で、勝手にヤキモキひやひやしていました。
まぁこれだけ高いお金払って食事もしているのだし、席も沢山空いてるんだから問題は無いか~と開き直ることにしたんですが、その男性スタッフの煽りは凄かった(笑)
再びテーブルに来て、「ラストオーダーのお時間ですが追加注文はよろしいですか?」と聞いてきたので大丈夫ですと答えると、「お会計はテーブルで出来ますがどうしますか?」と。
はぁ?だれが会計するって言った???強制会計!?
ここでプチンときました。
何この店。対して美味しくも無いし、クソみたいな接客マナーしかないスタッフばかりが目立って、さらには客を客とも思わない追い出しよう。
こんなに酷い店は初めてでした。
よほど私達がこのBills銀座に見合わなかったようです。ラストオーダーというけど他の客とは楽しそうに話しているし、会計を急かす事もなくゆったり会話させているのに、私達には明らかにさっさと帰れと促す。
一体何様???と思いますよ。
とても気分が悪いので、同僚たちはまだ会話を楽しんでいましたが、私が無理という事もありさっさと会計して出て行きました。
今回の食事代15000円。5万出してでも他の店の方がいいです。スタッフのお金の扱い方も雑。落ちた銀座クオリティに幻滅しました。もう少し考えてスタッフ教育したほうがいいですよ~Billsさん。
私はもう二度と行きません。
話題性が先走りしてしまった感が否めないですね、Bills。ファンには申し訳ないけど、この価格でこのクオリティなら、さらに高くても他の高級店で食事したいな~という感じでした。
銀座では色々な店で食事をしているのですが、このBillsさんは過去最低ですね。お店・接客・味・価格設定全てで・・・すみません。
まぁこんなにボロクソに書いておいてなんですけど、興味のある方は是非行ってみて下さいね。
多分、著名人やセレブっぽいの方にはとても素敵な接客をされるんでしょうから、行く時はそれなりのお召し物で行ったほうがいいですよ。
因みに銀座店限定でアフターヌーンティーセット(7000円)やってます。
えびちゃんと高垣麗子ちゃん可愛いですね~!テーブルにあるのがアフターヌーンティーセットです。
ここはバーカウンター裏にある個室ぽいところですね。まぁそういう事です。
ってなわけで、ご馳走様でした~!
※愚痴っぽくなってすみません。決してBillsがダメって事で無いのですが、お洒落な良い口コミばかりではなくて、こういったリアルな部分も必要かと思って書きました。気分を害された方がいましたら申し訳ありません。