実は私、むかしスリ被害にあっているんです。しかも日本で。
ぎゅうぎゅうな満員電車で、身動きが取れない中での犯行でした・・・。今思い出してもムカつくっ!
まさか自分がスリにあうなんて思ってもいなかったし、それなりに普段から警戒はしていたつもりだったので本気でショックでした。
あー
日本でも要注意!特に満員電車ではスリが多発している
日本だからといって油断してはいけません。
スリ被害にあうのは海外であっても日本であっても同じことです。実際私も日本でスリにあいましたし、他にも被害者がたくさんいます。
特に一番多いのが、満員電車やバスのような人混みです。
ぎゅうぎゅうの満員電車であれば身動きが取れないし、「何かされてる!」と思ってもすぐに対応できないんですよね。
私の場合も犯人がわかっていたのに、満員電車だったため身動きがとれず、そのまま追うことが出来ませんでした(ドアが閉まってしまった)
高度なスリ師にかかれば、短時間のエレベーターの中や、街中、デパートなんかでも簡単に犯行することができちゃいます。
日本は安全な国だといいますが、その気の緩みが犯人にとっては好都合だということを忘れてはいけませんね。
スリ被害にあいやすいタイプ
スリに被害あいやすいタイプをまとめてみました。
- リュックサックやショルダーなど死角の多いカバン使用
- ブランド物を身に付けている
- イヤホンを付けている
- パーソナルスペースが狭い
- カバンの出し入れ口がオープン
- 危機管理能力が低い
あー
リュックサックやショルダーなど死角の多いカバン使用
スリ被害にあいやすいカバンで多いのが、「リュックサック」「ショルダーバック」です。
いっけん身体に密着しているから安心そう!と思うじゃないですか?でも実は「死角」が多くて危険なんです。
あー
リュックサックは死角となる背中にあるのでスリにあいやすく、ショルダーバックはこれまた知らないうちに身体の後ろ側に向いていることがあるので被害にあいやすいんです。
夫
ブランド物を身に付けている
特にブランド物のバックやアクセサリー、ショッピングバックなどを持ち歩いている女性は要注意です。
容易に「お金を持っていそう」と判断させるので危険です。
またスリの犯人は財布の中身(お金)はもちろんですが、財布そのものや小物類などもターゲットにしている場合があるんです。
財布にお金がなくても、ブランド物の財布を横流ししたりします。酷い場合はクレジットカードや免許証などから個人情報抜き取って横流しします・・・。
イヤホンを付けている
イヤホンで音楽を聴いていると、外部の音をシャットダウンして自分だけの世界に浸れますよね。
でもそれが危険なんです。
意識がカバン(貴重品)に向いていないので、スリ被害にあいやすく気付くのもかなり遅いので、どこで被害にあったのかすら予測困難になります。
パーソナルスペースが狭い
パーソナルスペースが狭くても気にならない人っていますよね。
つまり他人が近寄ってきてもとくに何も感じず、警戒心のない人はスリ被害にあいやすいです。
パーソナルスペース(英:personal-space)とは、他人に近付かれると不快に感じる空間のことで、パーソナルエリア、対人距離とも呼ばれる。 一般に女性よりも男性の方がこの空間は広いとされているが、社会文化や民族、個人の性格やその相手によっても差がある。
カバンの出し入れ口がオープン
電車でもよくみかけますが、カバンの出し入れ口が大きく開いたままでも平気な人は「どうぞご自由にお持ちください」といっているようなものです。
リュックの後ろポケットのファスナーが無防備に開いているのを見ると、「あぁ、この人スリにあったのかな」と思ってしまいます。
カバンの中身がモロに見えてしまうような状態は、犯人にとってはスリやすいカモなわけです。
危機管理能力が低い
「自分はスリになんかあわないよ」と高をくくっていませんか?
私も実際に被害にあうまでは、「一応気をつけるけど大丈夫でしょ~」なんて軽く考えていました。
そういう油断が被害に繋がるんだなって思います。危機管理能力は高いに越したことはありません。
「自分は大丈夫」ではなくて「もしかしたら被害にあうかも」と思って行動することが大事です。
絶対にスリ被害にあわないための対処法
あー
スリ被害にあわないための対処方法を知って普段から気をつけることができれば、被害にあうリスクが低くなります。
- 防犯対策用のカバンを使う
- バックは自分の前(目視できる場所)に抱える
- 財布を持たない(使わない)
- 人混みを避ける
防犯対策用のカバンを使う
防犯対策用のカバンは、ポケットの構造が複雑になっていたり、鍵が付いていたり、外側からでは開けられない仕組みになっていたり、生地が刃物で切れない防刃素材になっていたりと様々。
これがあれば安心!ということはありませんが、普通のカバンを使うよりは被害のリスクをかなり抑えられます。
最近では防犯対策用のリュックサックもたくさん出てきているので、どうしてもリュック型のカバンでないと厳しいよ!という場合には検討してみてください。
私の彼も毎日満員電車に乗って通勤するので、できるだけ防犯対策されているカバンを持ち歩くようにさせています。
Bobbyは、女性でも使いやすいシンプルなデザインと人気の防犯リュックです。
他にもたくさんの防犯リュックが出ているので、好みのものを探してみてください。
ちなみに、スキミング(クレジットカードなどの情報を磁気を使って読み取る行為)防止機能が付いた財布も人気です。
特に海外ではこのスキミング防止機能が付いた財布でないと危険とされているので、海外旅行によくいく場合には一つ持っていてもいいかもしれません。
あー
バックは自分の前(目視できる場所)に抱える
防犯対策用のカバンでない場合は、必ず自分の前で抱えて持つようにします。
リュックサックでも人混みの中では前側に抱えて持つのが賢明です。
常に目視できる場所にカバンを持つことによって、スリ被害にあうリスクも軽減しますし、自分自身も安心することができますよね。
危機管理能力が高い人は、さらに貴重品を触って(カバンの生地越しにでも)いるという対策をとっています。
特に人混みの中では危険なので、どんなカバンであっても徹底しましょう。
財布を持たない(使わない)
実際にスリ被害にあうと、怖くて財布が持てなくなります。
財布って「ここに現金がありますよ!大事なカード類もありますよ!」って教えているようなものですよね。
なのであえて財布を持たずに、ポーチや小袋を財布代わりにすると良いです。
私はスリにあってから、休日に出かけるとき以外は財布を持ち歩かないようになりました。
普段は定期入れに現金を1000円程度入れているだけです。
これならもし仮にまたスリにあっても痛くも痒くもない金額だし、大事なカード類も持ち歩いていないので安心です。
人混みを避ける
極論ですが、できるだけ人混みを避けます。
人がいなければスラれようがないので、半径1メートル以内に他人を入れないように出歩くことを意識してみてください。
あー
明日はわが身!スリ被害にあわないよう日頃から意識して行動しよう
実際にスリ被害にあった私がいうのもなんですが、「自分に限っては大丈夫!」なんて思わずに、日頃からしっかり意識して行動しましょう。
大事なものは肌身離さず、目も離さずに守る!くらいの気持ちでいてください。
私は被害にあってから、怖くて怖くて貴重品を持ち歩けなくなりました。
あー
本当に、明日はわが身ですよ・・・。