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【物を捨てられない家族】それは心の問題なのかもしれない

思い切って断捨離するぞ~っ!!と思っても、家族の誰かが「物を捨てられない症候群」だとしたらそう簡単にはいきません。

片付けたいのに出来ない。

もっと綺麗な環境で暮らしたいのに片付けさせてくれない。

こんなふうに「物が捨てられない家族」に悩まされている人は、きっと少なくないと思います。

物を捨てられない家族がいると本当に苦労する

私の母はまさに「捨てられない症候群」なので、実家は大惨事です。使わない物で溢れかえっていて足の踏み場もないくらい。

もう何十年も着ていないような洋服を、「まだ着れる」「いつか着るかもしれないから」「痩せたら着れる!」と、絶対に捨てさせてくれません。

片付けようとしても「やめて!」「それは触らないで!」「やらなくていい!」の一点張り。

こっちとしては「いやいや、もう何年タンスの肥やしになっているんだよ・・・」「痩せるどころか年々太っている気が・・・」と思うわけです。

昔に一度だけ、母の知らない間に片付けた事がありますが、いまだにその時の事を恨んで(?)いるらしく、ちょくちょくお小言を言われます(笑)

私はもう彼と同棲しているので実家を離れていますが、物で溢れかえった家に一緒に住んでいる妹が不憫でなりません。

物が捨てられないのは心に問題があるから

ではなぜ物が捨てられないのでしょう?

それは心に何かしらの問題があるからです。

人はその物に対して執着しているように感じますが、実はそうじゃない。

本当はその物に対しての思い入れ(思い出)が手放せないのではないでしょうか?

女として必要とされていた過去が捨てられない

例えば私、自分で買ったものはわりとあっさり処分する事が出来ますが、人からプレゼントされたものはなかなか捨てることが出来ません。

元カレに貰った洋服やアクセサリーはもちろん、ラブレターやメッセージカードなんかも全然捨てられずに、物入れと化した衣装ケースの奥底に眠っています(当然何年も開けていません・・・)

それって「いい思い出だから取っておきたい」と勘違いしがちですが、実はもっと深くて「もう昔みたいなドラマチックな恋愛は出来ないんだろうな」という寂しさからだと知りました。

決して今の彼に不満があるわけではないけど、恋愛ドラマや映画を見ていると、昔の感覚がむくむくと沸き起こってくるんですよね。

ドキドキしたい。片思いしたい。誰かに好きになってもらいたい・・・そんな欲が捨てられないんだと思います。

昔みたいに女として必要とされたいと思ってしまう気持ちが、過去の物を捨てられなくしているんだと。

今の自分を受け入れられず、昔使っていたものを捨てられない

服だってそうです。

昔は履けていたけど、今は太ってしまって履けない。昔は着ていたけど、今は歳を取って似合わない。

それなのに捨てられない。

つまりこれは「今の自分を受け入れられない」「今の自分は本当の姿じゃない」と、年齢を重ねた「今の自分」を受け入れられないことから起きている感情なんです。

「痩せれば着れる」とか「まだ着れる」という考えの根底には、言葉でいうそれよりもっと根深い心の問題があるという事ですね。

物が捨てられない家族にある精神的な問題は何かを冷静に分析しよう

なぜあなたの家族は物が捨てられないのか?

一体に何に執着しているのか?

相手の気持ちをよく分析して理解する事で、抱えている精神的な問題がなにかわかるかもしれません。

その「問題」がわかれば、どうすれば物に執着しないよう気持ちを前向きに出来るのか?という考えにシフトできるので、結果的に物を捨てることに繋がってくるかもしれません。

そうなれば足の踏み場もなかった家が、すっきり片付いて綺麗になる事でしょう。

私の母も心の問題を沢山抱えていそうです。それは今更考えなくとも分かる事なので、どうすればその問題を解決へ導けるのかを考えていきたいと思います。

やっぱり綺麗な家で、余裕ある暮らしをして欲しいですからね。

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